春日丘高校在学中大阪府下高校競書大会で第1位を得、これを機に書の道を志しました。仏教大学国文科卒業時には高校書道免許も取得して、大阪府立北千里高校創設時から2年間書道教師として勤めました。
その間に、大阪府下高校競書大会に参加した教え子の生徒が、1位を受賞したことはとても印象深く今も心に残っています。
学生時代から京都教育大学教授の山内観氏に師事し、長興会(村上三島氏)に所属して、日展を研鑽の場として書に情熱を注いでおりました。
25歳で日展初入選、36歳で7回の入選を果たしました。
その他、毎日展受賞4回、京展受賞、日本の書展、日本女流書展など年間十指に余る書展に参加出品しておりましたが、年子で次男を出産したのを機に、所属会派を離れ、古典に縛られず、自由で幅広い書にチャレンジしています。
『深く掘るには、間口を大きく掘らないと、深く掘れない』の言葉に感じるところ多々あり、篆刻、絵画などにも手を広げ楽しみつつ、学んでいます。
水墨画の師の勧めで『世界和平友好国際書画芸術大展』出品して特別優秀賞を得、日本篆刻展でも受賞しました。
学生時代より書塾を開き、近隣の人たちはもとより、アクセスの便がいいこともあって、 遠方からもお稽古に通われています。 幼児から高齢の方まで楽しく書に親しんで頂き、親子2世代に亘る指導も珍しくありません。
古典を礎とし、現代アート、インテリア書まで意欲的に取り組み、重要文化財などの表札揮毫、 本の題字揮毫、麻布に作品を染めたタペストリーなどのインテリア制作も手掛けています。
詳しくは、書作家 梅原千鶴 のホームページへ。